代表挨拶

桜のつぼみもふっくらと、春色のにわかに深まりを感じる日々ですが、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。昨年度は早稲田大学交響楽団にひとかたならぬご厚情をいただきありがとうございました。

新年度を迎え新たな体制が始動しましたことをご挨拶申し上げます。当楽団は1913年に創立し、長年にわたり「オーケストラとして常により良い音楽を求めていく」という理念に基づき活動して参りました。創立105年目を迎える今年度も、楽団員一同お互いに切磋琢磨し合いながら、その実現に向け精進して参ります。

昨年度2月と3月には、当楽団にとって記念すべき第200回定期演奏会を2公演成功のうちに収めることができました。第一夜演奏会では、日本を代表するヴァイオリニストでいらっしゃる大谷康子さんや、早稲田大学の先輩であり、現在は大阪交響楽団常任指揮者でいらっしゃる寺岡清高先生との共演を果たしました。また、第二夜演奏会では、当楽団名誉指揮者であり長年にわたりご共演くださっている山下一史先生を指揮者としてお迎えし開催いたしました。 R.シュトラウス / 楽劇「ばらの騎士」では、オペラ歌手の3名とご共演させていただき、200回目の節目となるにふさわしい演奏会を開催することができました。

4月になりますと、当団も新しい仲間を迎えることとなります。「ワセオケの伝統」を大切にしつつ、昨年度に負けるとも劣らないより良いオーケストラになるよう入団してくる新入生とともに歩んでいきたいと思います。7月1日には今年度初となる主催公演「Summer Concert 2017」を予定しております。ドイツロマン派の先駆けとなるシューマンから「交響曲第1番 『春』」を演奏し、当団が大切にしてきたドイツ音楽をいまいちど見つめ直します。

今年度末には15回目となります、海外公演「ヨーロッパツアー2018(仮)」も控えております。クラシック音楽の本場であるヨーロッパで演奏するにふさわしいオーケストラになれるよう団員一丸となり全力を尽くしますので、 本年も変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

2017年4月

楽団員代表 大木 大夢