2006年 ヨーロッパ公演

楽団史上最高の海外公演

 早稲田大学交響楽団は、2月から3月にかけてドイツ、オーストリア、フランスの3ヶ国10都市を巡る2006年ヨーロッパ公演を行いました。公演地はフランクフルト、ザルツブルク、ウィーン、ベルリン、ドレスデン、パリなどヨーロッパを代表する名立たる音楽都市。各公演地はほぼ満員。クラシックの本場ヨーロッパの耳の肥えた地元の音楽ファンやメディアから驚きをもって歓迎されました。

 中でも3月5日にベルリンのフィルハーモニー・ザールで行われたベルリン公演は、全公演中最高の演奏会となりました。プログラムが終わると会場が割れんばかりの大きな拍手。その後、アンコールを演奏するも拍手は止まず、すべてのお客様さまが総立ちとなりました。音楽家として最高の栄誉であるオールスタンディング・オベーションを受けることができたのです。

 この模様はドイツ大手新聞「Berliner Morgenpost」「Tagesspiegel」に報道され、「世界のどの有名なオーケストラにも匹敵し得る」と評され、本公演は、楽団史上最高の大成功に終わりました。

現地新聞評

フランクフルター・アルゲマイネ紙(フランクフルト公演)
『東洋的でありアーカイックな』
 1978年、非常に難度の高いプログラム-その中にはプロの音楽家にとっても演奏の難しいストラヴィンスキーの「春の祭典」も含まれていた-を引っ下げて東京の早稲田大学のオーケストラはカラヤンのイニシアティヴで開催されたベルリンの国際青少年オーケストラ大会に参加した…  » 続きを読む

ベルリナー・モルゲンポスト(ベルリン公演)
『たぶん世界で一番並外れなオーケストラ』
 これはたぶん世界で一番並外れなオーケストラである。永久名誉顧問・田中雅彦の指揮の下、早稲田大学交響楽団がフィルハーモニーで最高水準のプログラムによるコンサートを行い、最高の成功を勝ち取った。今年のヨーロッパツアー最後のパリのシャンゼリゼ劇場…  » 続きを読む

Tagesspiegel – ターゲス・シュピーゲル(ベルリン公演)
『まさにクラシック音楽』
 早稲田大学のオーケストラのようなアマチュアのトップ・オーケストラを目の当たりにすると、プロのオーケストラといったい何が違うのだろうかと考えてしまう。R.シュトラウスの「ドン・ファン」冒頭の非常に細かく表現された弦楽器のパッセージを、この大編成アンサンブルは…  » 続きを読む

ザクセン新報(ドレスデン公演)
『驚嘆と狼狽の間で』
 火曜日の午後、ドレスデン国立歌劇場での演奏会には感動した。また同時にうろたえる思いだった。舞台の上には東京から来た早稲田大学交響楽団の100人以上の若い音楽家たちが座っていた。大編成であったにも関わらずこのオーケストラの全楽団員270人の半分にも…  » 続きを読む

Leipziger Volkszeitung – ライプツィヒ・フォルクスツァイトゥンク(ライプツィヒ公演)
『これ以上は無理という限界点まで』
 みんなに早く知って欲しいことがある:新しく始まったユース・オーケストラのチクルスには極めて興味深いオーケストラが来演するということ。水曜日のゲストは東京の早稲田大学交響楽団の260名(!)の団員だった。全員が同時に舞台に上がることはできないので、曲毎に…  » 続きを読む

公演概要

■公演国・公演都市

◇ドイツ連邦共和国
・オーバーハウゼン
 Oberhausen
ルイゼ・アルベルツ・ハレ
 Luise-Albertz-Halle
・フランクフルト
 Frankfurt/Main
アルテ・オパー
 Alte Oper
・マンハイム
 Mannheim
ローゼンガルテン
 Rosengarten
・ベルリン
 Berlin
フィルハーモニー 大ホール
 Philharmonie
・ドレスデン
 Dresden
国立歌劇場ゼンパーオーパー
 Saechsiche Staatsoper Dresden (Semperoper)
・ライプツィヒ
 Leipzig
ゲヴァントハウス
 Gewandhaus
・アーヘン
 Aachen
オイログレス 大ホール
 Eurogress Grosser Saal
◇オーストリア共和国
・ザルツブルク
 Salzburg
祝祭大劇場コンサートホール
 Grosses Festspielhaus
・ウィーン
 Wien
楽友協会 大ホール
 Musikverein Goldener Saal
◇フランス共和国
・パリ
 Paris
シャンゼリゼ劇場
 Theatre des Champs-Elysees
◇日本国
・東京
 Tokyo
東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル
 Tokyo Opera City Concert Hall, Takemitsu Memorial
・東京
 Tokyo
サントリーホール 大ホール
 Suntory Hall, Main Hall

■公演期間

2006年2月11日~2006年3月19日

■参加人数

約180名

■随行指揮者

  • 田中 雅彦(当楽団永久名誉顧問)
  • 寺岡 清高

■演奏曲目

  • R.シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」 op.20
  • R.シュトラウス/楽劇「サロメ」より「7つのヴェイルの踊り」
  • サン=サーンス/交響曲第3番ハ短調 op.78 「オルガン付き」
  • 石井 眞木/日本太鼓とオーケストラのためのモノプリズム
  • メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」 op.26
  • ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
  • リスト/ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
  • 滝 廉太郎/荒城の月
  • 外山 雄三/管弦楽のためのラプソディ
  • リンケ/ベルリンの風

■ソリスト

  • 村田 奈々(オルガン)
  • ビクトール・エマニュエル・フォン・モンテトン(ピアノ)

フォトギャラリー

関係制作物

 ステッカーには各公演地のホール名が記されており、演奏するホールに対する畏敬の念を表しているとともに、常にホール名を背負いながら行動して欲しいという思いが込められています。また、両制作物ともワセオケのロゴとヨーロッパ大陸がバックにあしらわれており、早稲田大学交響楽団とヨーロッパ大陸との融合が図られています。
 コンセプトカラーは、格調高いマットイエローです。