芥川 也寸志の作品

早稲田の栄光

芥川 也寸志

創立60周年を戦時下で迎えた早稲田大学は、1952年の創立70周年を、未来に向けて明るく希望に満ちた学内で祝いたいという全学の願いがあった。そのため盛大な記念行事が計画され、その記念歌として芥川也寸志によって作曲されたのが、「早稲田の栄光」である。

「早稲田の栄光」は、現在では早慶戦の前夜祭となっている第1回稲穂祭において大隈講堂で初演された。その頃学内では、気軽に口ずさめるカレッジソングを求める声が高まっていたこともあり、早大生に連綿と歌い継がれ、早慶戦に勝った時だけ肩を組んで合唱するなど、校歌とともに最も愛される学生歌となった。