林 英哲 eitetsu hayashi

©M.Yominaga

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1952年広島県生まれ。

11年間のグループ活動後、82年日本で初めての太鼓独奏者として活動を開始。84年オーケストラ曲「交響的変容」(作曲:水野修孝)で、太鼓独奏者としては初めてカーネギー・ホールにデビュー。現代音楽の分野でも前例のない太鼓ソリストとして国際的に高い評価を得た。以来、かつての日本の伝統にはなかったテクニックと体力を要する大太鼓のソロ奏法の創造、多種多様な太鼓群を用いた独自奏法の創作など、ジャンルを超越した、まったくオリジナルな太鼓表現を築きあげている。98年からは新たなステージとして、林英哲自身が刺激を受けた芸術家の作品や生き方をテーマに太鼓ドラマともいうべき劇的舞台作品を創作、コンサートツアーもスタート。「万零」(マン・レイ)、「若冲の翼」(伊藤若冲)、「光を蒔く人」(高島野十郎)、「澪の蓮」(浅川巧)、そして「レオナールわれに羽賜べ」(藤田嗣治)と全国各地で公演、国内はもとより海外でも評判を得る。13年は第6弾となる「迷宮の鼓美術少年」(横尾忠則)を発表し、2014年新春ツアーも行った。

00年ドイツ・ワルトビューネでベルリン・フィルと共演、「飛天遊」(作曲:松下功)を演奏し2万人を超える聴衆を圧倒させた。07年ソロ活動25周年記念コンサートを岩村力指揮による全曲太鼓協奏曲で企画・構成初演、絶賛を博す。近年は和・洋器楽奏者や伝統芸能の歌舞伎役者、日本舞踊家やプリンシバルなど、気鋭の若手との共演も多く、ダンス、舞踏、アート・パフォーマンスとのコラボレーションなど、ジャンルを超えた世界のアーティストとも意欲的に交流。日本から世界に向けて発信する新しい「太鼓音楽」の創造に取り組み魅力を提示し続け、国内外でますます活躍のフィールドを広げている。

現在は演奏活動の他、イベント等でのプロデューサー、映画、演劇、CM、創作太鼓のための委嘱作品などの作曲、指導。CD、DVD、ビデオ多数。

著書に「あしたの太鼓打ちへ」の第2弾として、2012年待望の書き下ろし自伝「太鼓日月〜独走の軌跡」を講談社より発売。

H26年度海外滞在型「文化交流使」に文化庁より任命される。洗足学園音楽大学の客員教授、東京藝術大学、筑波大学大学院で特別講師。

97年第47回芸術選奨文部大臣賞、01年第8回日本文化藝術振興賞

林英哲オフィシャルHP