早稲田大学交響楽団 創立100周年記念演奏会

2013年、早稲田大学交響楽団は創立100周年を迎えます。1913年10月、当楽団の前身である「早稲田音楽会」が管弦楽団として初めての演奏会を成功させ、1915年には大学公認団体となって以来、1927年の「ハフナー」日本初演をはじめとしてシンフォニー・オーケストラとして成長を続けてきました。1949年6月には「未完成」を演奏し、戦禍からの復興を成し遂げた当楽団は、1978年9月「第5回国際青少年オーケストラ大会」(カラヤン・コンクール)で優勝したことを契機に、世界へとその活動の場を広げていきます。2000年以降は、それまで海外公演で度々取り上げてきた「春の祭典」から、R.シュトラウスの作品を取り上げるようになりました。なかでも「英雄の生涯」は大変な好評を博し、現在の活動につながっています。2012年から2013年にかけては、こうした当楽団の100年の歴史を振り返り、それぞれの時代の象徴となる曲目を取り上げた「早稲田大学交響楽団創立100周年記念演奏会」(全5回)を開催いたします。

演奏会を彩る共演者たち

指揮は、当楽団と特に関わりの深い5名の指揮者をお迎えします。第1回と第2回には、近年主催演奏会に留まらず各種依頼演奏会でも度々ご共演いただいている曽我大介(1995年ワールド・ツアー、1998年ワールド・ツアー、2003年ヨーロッパ演奏旅行随行指揮者)、寺岡清高(2003年ヨーロッパ演奏旅行、2006年ヨーロッパ公演随行指揮者)の両氏にご共演いただきます。第3回・第4回・第5回では、カラヤン・コンクール優勝以来、長きにわたって海外公演を中心にご共演いただき、当楽団の発展を支えてくださった大友直人(1982年ドイツ演奏旅行、1986年ヨーロッパ演奏旅行随行指揮者)、山下一史(1989年ワールドツアー、2009年ヨーロッパ公演、ヨーロッパツアー2012)、高関健(1986年ヨーロッパ演奏旅行、1989年ワールド・ツアー、1992年世界演奏旅行随行指揮者)の三氏をお招きします。加えて、第5回では「ドン・キホーテ」の独奏チェロ奏者として、世界有数のチェロ奏者であるミクローシュ・ペレーニ氏にご共演いただき、「創立100周年記念演奏会」の最後を飾ります。

これからの100年

当楽団は「オーケストラとして常により良い音楽を求めていく」という理念の下、様々な活動を行ってまいりました。オーケストラの「一体性」を重視し、全ての活動を団員全員の手で行っています。今年度迎える「早稲田大学交響楽団創立100周年記念演奏会」を団員全員が協力して成功に導くことで、過去100年間の活動を築き支えてくださった皆様への感謝を表すと共に、次年度以降の「次の100年」の活動においても「オーケストラとして常により良い音楽を求めていく」決意を示していきます。